新潟トークベースVol.11 「本気で取り組むとは?」
3月12日(木)
|一般社団法人 おらってにいがた市民エネルギー協議会
ゲストスピーカーの物語りに耳を傾け、今まさに抱えているその人の「問い」を共有しながら、参加者全員で「対話」の時間を深めていく… その先には、ひとつの正解があるわけではなく、それぞれの答えと、これから一緒に活動していけるかもしれない仲間が、少しずつ増えていく… そんな「新潟トークベース」、あなたも参加してみませんか?


日時・場所
2020年3月12日 18:30 – 20:30
一般社団法人 おらってにいがた市民エネルギー協議会, 日本、〒951-8116 新潟県新潟市中央区東中通2番町288−2 マンション司 1F
イベントについて
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新潟トークベース
「本気で取り組むとは?」
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▼人の物語りに触れる
その人の背景と価値観を知り、今ある問いから対話を始める。
人の物語りをベースに対話をすることで、学び合いと響き合いが起きる時間に
▼新潟とのつながり
新潟の人とつながり、新潟という土地とつながり
誰かと・ここで・はじめる。
安心できる居場所から、新しいことが生まれる
▼対話の時間
正解や答えではなく、自分なりの気づきや学びを大切に
「会話」でも「議論」でもなく、
背景や価値観を共有し結論が不要な「対話」を大切にした時間
そんな『新潟トークベース』
お気軽にご参加下さい。
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今回のスピーカーは
一般社団法人 おらってにいがた市民エネルギー協議会事務局長の木村義彦さん
テーマは
「本気で取り組むとは?」
おらってにいがた市民エネルギー協議会(以下おらって)は、社会の基盤となるエネルギーのあり方を考え直すことで、自立的に発展できる新しい地域社会の実現を目指しています。
具体的には、自然エネルギーによる発電と売電をしている他、環境エネルギー教育や地域との関係性を大切に活動されています。
そんな「おらって」で活動している木村さんは茨城県で生まれました。
親戚が神戸にいて、阪神淡路大震災を身近で経験したことで、はじめて震災が「他人ごと」ではなく、「自分ごと」となり、心に強く残る経験となりました。
しかし、その気持ちもいつの間にか日々の生活の中で忘れていってしまうのでした。
高校時代は、こんな学校生活嫌だ!こんな社会嫌だ!と社会に対する強い怒りを抱いて日々過ごしていました。
社会に対する怒りが常にあり、誰も自分の存在を知らない場所に行きたいと、高校卒業後は進学で福島へ。
そこで3.11を経験します。
自分自身も被災者となりながら、復興の為に全村被害の村に関わることになりました。
ここで、エネルギーが街全体を壊す可能性をもっている。。。と強い衝撃を受け、このまま何もしなくてもいいのか!?と自分の中で疑問が湧いてきて、エネルギーについてきちんと考えてみたいと思いました。
そんな気持ちでご当地エネルギーに関わりはじめ、その活動の中で、自分たちの生活に必須なエネルギーは、自分たちで作っていこう!!ということが感覚的に理解できました。
それは自分たちで食べるものは自分たちで作ろうよ!と言うのと同じくらい、当たり前のことでした。
しかし、その後の進路はエネルギーに関係することではなく、起業支援のNPOに就職(市民が地域に必要な仕事を起こすことを掲げて実践しているNPOに就職することで、実践力を身に付けられると考えたこと。一生に1回しか訪れない新卒の同期と働くことを経験したかったため)。
その仕事の転勤で新潟へ。
なぜか不思議と、そこでまたエネルギーと関わることになっていき、「おらって」市民によるエネルギー事業会社の設立準備に関わることになりました。
頭のどこかでずっと気になっていたエネルギーの分野に、本気で取り組むこととなりました。
動き出してみて、見えてきたことは
発電所のルールも政治も。何にも進まない日本。。。
変えようと思っている人がほとんどいないとすら思う現状。
何かを変えるために挑戦する、何かに夢中になる、本気になる。
そうなれない人達が多いことが、不思議でなりませんでした。
木村さんが活動の中で大切にしていることは
■衣食住の為の環境だけではなく、エネルギーについて取り上げる!
→(生きているものとしての責任)
■新たなことに挑戦していく!
→(めちゃムズイ!;自分の無知さとスキルアップ、何より覚悟を問われる)
■認め支えあえるような仲間作り!
→(頼り頼られる関係性、同情ではない)
ということです。
私達の生活に欠かせない衣食住を作り出している「自然」と「エネルギー」。
そのことを考えないわけにはいかない。生活とは切り離せないはず。
だから、やらないといけない!!
本当にエネルギーに取り組むには、人の生活が変わってくる必要がある。
人間は「知性」をもっているから、変われるはずだ!!
そう語る木村さんの言葉はとても強いものでした。
人が変わっていくためには、何かに挑戦して、少しでも結果が生まれる小さな成功体験が必要。
その為には、共に取り組める仲間が増えることが大切です。
今は、「チャレンジしている人!チャレンジしたいと思っている人に囲まれて仕事や生活をしていきたいと思っています。」と語ります。
当日は「本気で取り組むとは?」を基本に
対話を深めていければと思います。
『新潟トークベース』は、
テーマに興味がある人はもちろん、
テーマに興味がないからこそ、
自分自身の「幅」を広げるチャンスにもなる対話の場。
スピーカーによるトークは20分ほどで
その後は参加者で対話の時間です。
その時その場に集まった人と関わり合うことで
生まれる対話やつながりを楽しみましょう。
参加する人とともに創り育てていこうと思っています。
ご都合の合う方とお会いできることを楽しみにしています。
★事前申し込みが必要です。
▼日時:3月12日(木)18:30~20:30
▼場所:おらってにいがた市民エネルギー協議会事務所
新潟県新潟市中央区東中通288−2 マンション司 1F
※場所が少しわかりづらいので、初めての方はお早めにお越しください。
※お車でお越しの方は、駐車場は近隣のコインパーキングをご利用下さい。
▼主催:つなラボ
▼料金:500円
※オンライン参加(ZOOM)は今回特別に無料
参加申込みの際にオンライン参加の旨を記載下さい
▼オンライン参加の方へ
オンライン参加の場合は、ゲストスピーカーの話の視聴は可能ですが、対話の時間はリアルな場と同じ様に参加ができません。オンライン参加の人数が多い場合は、オンライン参加者同士の対話の場を設定する予定です。
オンライン参加の場合は、当日こちらからメールかFacebookにてZOOMのURLをお送りします。
ZOOMへのアクセスは18時15分までには行ってください。その場にて、当日の進行や簡単なZOOMの使い方の説明を実施します。
▼持ち物:とくになし
▼その他
タイトルや内容はとても固そうですが、気軽に参加できる雰囲気ですので、初めての方も気軽にお越しください。
チケット詳細
参加費
参加費は当日現金でお支払いください。
¥500販売終了